岩誓寺の歴史・これから
沿革
岩誓寺は、万治2年(1659年)に建立され、開山から365年を超えたお寺です。
岩誓寺は、皆さまのご先祖さまが、さとりを開いてりっぱな「おほとけさま」になっていただきますよう、毎朝お勤めしており、そして、檀信徒の皆さまが幸せで平和な生活ができますように、毎日お祈りをしております。
真言宗(密教)の教え
お釈迦さまは維摩経の中で「生きとし生けるものの住む世界、これこそがそのまま仏国土である」と説いております。
真言宗の教えは、「私たちの日々の過ごし方(身)、言語表現(口)、心の動き(意)をもって、おほとけさまと一体になる」ように努力することが、この世で幸せを得ることができる方法であり、来世での「さとり」に通ずるという「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」の教えが中心となります。
岩誓寺では、皆さまの幸せを願う「祈願」の行事と、ご先祖さまのさとりを願うお葬式や法事などの追善供養の「滅罪」の行事を行っています。
岩誓寺の目指す方向
岩誓寺では「ご本尊さまである大日如来と、心身共に一体となるよう修行をすれば、この身、このまま仏となることができる」という、真言密教の教えの実践の場を目指し、皆さま方が気軽に次のような宗教体験ができるよう、施設の整備を進めております。
- 阿字観(あじかん)(密教座禅)道場の開設
- 写経・写仏道場の開設
- 仏教行事法要と講演会の実施
- 華道などの文化教室
『本堂と岩誓寺会館 菩提庵』